一流の力。
昔から「一流」ってのが大好きで、「超一流」なんてのは大好物。
いわゆるこれってミーハーなんだけれど、ミーハーってことはそれだけ大多数に近い。
つまりは大多数の人の心を掴んでいる証拠。
んで、もちろん「知る人ぞ知る」「トンガッた」「サブカル」「インディーズ」っての良さも分かるし、
昔は憧れて望んだコトもあったし、そういうのに影響を受けて自分だけの作品性を前面に押し出すこともあった。
だけれども大学からモノを作って十数年、結局「一流のメジャー感」ってのが一番格好いいと俺の中であいなった。
何だかんだで巨大な力は有無を言わせない。一番が一番カッコイイ。多くの人に指示されるのが一番素敵。
んで「オリジナリティ」は別問題。「人が知らない」と「人と違った」は別話。混同されて誤解されがち。
「誰とも違った」を求めるあまりに「誰にも支持されない」へ行っちゃうコトも多い。
オリジナリティのある一流は普通にある。そいつこそが格好いいと思う。
「一流のオリジナリティ」にはその後発が皆、右へ倣えで似たようなバージョン違いの2番手を創ってくる。
そうすると「一流」が益々輝く。ゾクゾクするぐらいそれがまた格好いいんだ。
STARWARSが大好きで、ILMは大尊敬。CHANELもGUCCIも格好イイ。フェラーリもポルシェもセクシー。
SONYも好きだし、スクエニも好き。コルビジェ、バウハウス。ハーマンミラー、カッシーナ。大貫卓也。
Macintoshにapple。デロンギ、エレクトロラックス。24にLOST。ガンダム。エヴァ・フィッツジェラルド。
代官山に恵比寿、中目黒。アメリカ、フランス。ジョン・ウィリアムス。ああジェリー・ブラカイマーももう入れちゃう。
こうやって書き出すとごくごく普通の好みで笑ってしまう。googleのヒット数も相当なワードばかりが並んでる。
とてもハスに構えたデザイナー、クリエイターの好みじゃないだろう。
でも、そういうのが大好きでそういうののツボが分かる。ってコトが自分の貴重な財産になっている。
仕事を進める上でとても重要な感覚。
んで、いつかは、というか直ぐにでもそういう「一流のオリジナリティ」で「多くの人の支持」を集めてみたい。って思う。
これって実は結局MIP製品ってことなんだよな。変人コンセプトではなく、天才コンセプト。
つまりは「MIP製品が大好き」って結論に至った、夏休み最終日。
明後日からはドイツ・フランスへ。
今週の買い物:嫁に言い訳しつつroarのキャップとカットソー。